こんにちは。
踊らずバレエと生きていく。パッショネクトいとうさちです。
先日、小学校での運動会が終わりました。
わが娘は、リレーの選手に選ばれて、家族全員で大喜びしていたんですね。
朝は家族の誰よりも早く起きて支度し、
朝練も真面目に行き、家ではyoutube見ながら、走り方の研究。
とても前向きに楽しそうに取り組んでいて、毎日、ほほえましく眺めていました。
でも、実は、娘がリレーの選手に選ばれたことに、私は少し疑問を持っていました。
娘は、昔から、運動が苦手。
赤ちゃんの頃から、1歳過ぎても歩かず、やっと一歩を出したのが、1歳を半年過ぎてからでした。
走りも決して、速くない。多分、クラスでは中の下くらいの速さだと思います。
実際、運動会を観戦していて、娘より速く走る子はたくさんいました。
でも、その子たちは、リレーの選手には選ばれていませんでした。
これって、何故なんだろう?
いくつか、私なりの考察です。
学校は、決して「足の速さ」だけで選んでいる訳では無さそうなんです。
1.リレーは協調性が大切。
リレーって、チームワークが本当に大切で、和を乱さず、協調できる子が
選ばれているのではなかろうか?
2.前向きに朝練に参加する子。
練習が嫌いな子はリレー選手にはなれないと感じました。
ちゃんと前向きに、積極的に、朝練に参加する意思のある子を選んだのかなーと。
3.普段から運動していて体力がある子。
バレエをやっている子は選ばれてましたね。あとは、スポーツクラブなどで運動をやっている子も。
運動会の目玉、午前のトリを飾るリレー。体力があるというのは、とても大切な要素なのかも。
4.いつも積極的に行事に参加している子。
普段の積極性を見られている気がしました。
親バカ発言になるのかもしれないですが、娘はめっちゃ真面目だし、結構積極的な子なので、
そういった、その子の特性が、足の速さよりも勝っていたのかな、と感じた次第です。
そう考えてみると、バレエの配役もそんな一面があるんじゃないかな?と感じます。
プロの舞台は、どうだか知りませんが、
少なくとも、生徒の段階においては、
今、センスがあってバレエが上手!
というより、
「どれだけ伸びるか」という伸び代で選ばれているって、よく聞きますよね。
バレエをやろうと思うと、
単にテクニックが上手だけではなく、
振りを覚える速さとか、先生の注意を理解する力とか、集中力とか、持久力とか。
そういったものも必要ですもんね。
娘を応援する母親として。
バレエのスキルアップは先生を信頼してお任せですけれども、
その周辺のスキルは、育てていってあげないとな~~と、強く感じた今年の運動会なのでした。
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